今回は、前回の「完全式呼吸①」で練習した
三つの呼吸を連続して行っていきます。
息を吸うとき、体の内側にゆっくりと息が満ちていく感じ、
そして、息を吐くときは鼻を通って体の内側にある息がゆっくりと
吐き出されていく心地よさをぜひ味わってみてください。
はじめのうちは決して無理をせず、心地よさをキープできる範囲で行ってみてください。
何度か行って慣れてきましたら、できるだけ一定のスピードで息を吸い
できるだけ一定のスピードで息を吐く、という感じで
呼吸のスピードもコントロールしてみてください。
心地よさがさらに深まってとっても気持ちがいいですよ!
さらに行けそうでしたら
その①とその②を続けて行っていくのもおススメです。
そして、前回の「完全式呼吸その①」の中で
「肩・鎖骨式呼吸」のところですが、
鎖骨のあたりに息をいれるのが難しいというお声をいくつかいただきましたので
補足いたしますね。
腹式、胸式に比べると肩鎖骨式呼吸の呼吸の量はとても少なくなりますので
なかなか感覚をつかみにくいかもしれません。
イメージとしては、
息を吐くとき、ほんの少し頭を前に落とし、喉も鎖骨も(胸も一緒に動いて構いません)奥にしまって息を吐ききっていくような感じです。
そして、息を吸うときはほんの少し顎を持ち上げながら、鎖骨(胸)を前に広げ、喉の奥の空間も広げながら、上の図の水色の空間のあたりに息を満たしていくような感じです。
普段、なかなか意識しないエリアですが、一回感覚を捕まえると心地よさが病みつきになるおススメの呼吸です。ぜひぜひ気持ちよく呼吸をしてみてくださいね!
ではでは、今回もきくっちゃん夫妻の素敵なクリスタルボウルの音色とともにどうぞ!